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小原 建治郎
放射線と産業, (92), p.56 - 60, 2001/12
高線照射下(1~10kGy/h)で長期間使用されるITER用遠隔保守装置の照射量測定が可能な線量計を開発した。線量計は、測定範囲が1MGy以上で、それ自体が耐放射性を有することのほか、取り扱いが容易で低価格,狭隘部への取り扱いが可能でなければならない。このための線量計として、陽極酸化アルミニウム被膜中にアゾ系染料を含浸させ、照射量による染料の退色変化を分光式色差計で測定し、照射量を求める線量計を開発した。これまでに、線量率10kGy/hで15MGyまで測定できる線量計を開発したが、さらに高照射量測定を目指すとともに低線量率,低照射量対応の線量計の開発も進めている。
角田 恒巳; 山岸 秀志; 田畑 広明*; 浦上 正雄*
第7回動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集 (00-11), p.254 - 257, 2000/11
光ファイバなどをセンサ媒体とした、新しい原子炉運転監視システムとして、光計装システムの開発研究を行っている。本報は、その全体像と、キイコンポーネントの耐放射線性向上技術、実際に光ファイバセンサによる炉心内での計測試験について述べた。光ファイバの耐放射線強化では、コアにフッ素を拡散することで、E'センタ及びNBOHCを抑制し、原子炉炉心内で使用できるものが得られた。これをセンサとし、炉内の温度や炉出力の計測が可能であることを示した。
角田 恒巳
NE-85-12, p.41 - 50, 1985/00
光ファイバの持つ数々の特長を利用し、原子力分野でも積極的に利用を進めようとする機運に有り、実用化の研究が進められている。その一方で、光ファイバは放射線に対し弱く、同分野で有効に利用するには、耐放射線性の向上が不可欠とされている。 本稿は光ファイバを原子力施設の放射線下で使用することを目的に、現在まで行われて来た各種光ファイバの対放射線性に関する研究の現状や、耐放射線化技術および新しく開発された耐放射線性光ファイバについて述べる。
勅使河原 誠; 猿田 晃一
村松 一生*; 池田 裕二郎*; 大竹 淑恵*; 岩田 英里*; 高橋 一馬*; 須谷 康一*
【課題】賦形性がよく、高い放射線場での耐久性にも優れ、さらに、干渉性散乱によって冷中性子や極冷中性子を高強度化することができる、冷中性子や極冷中性子の反射材を提供する。 【解決手段】ナノ炭素構造体を含んでなる三次元形状の炭素構造体であって、前記ナノ炭素構造体はグラフェン骨格を有する20NM未満の厚さの薄片状炭素が花弁状に固定された花弁状構造、および、1~100NMの大きさのシード状構造体が集まって形成された凸凹状構造の少なくとも一つの構造を有するものである、炭素構造体。